仕事紹介 「テーピング」

今日も弊社の仕事内容について紹介させていただきたいと思います!

靴づくりの工程の中に「テーピング」という工程があります。

「テーピング」とは、地縫い(布を目印に合わせて縫い合わせる作業)をした後の布を、きれいに2つに割り、割った箇所にテープを貼り繋ぎ合わせることで靴の強度を増させる作業です。

実は、テーピングを行なっているこの機会にはある工夫が施されています。

赤い丸で囲った金属の突起は、現保全担当によって後で付け加えられたものです。

もともと、テーピングの際に布を2つに割っていく作業は下の写真のメスを使いながら行なわれていました。

ある日、保全担当が社長と一緒に同業者の工場見学をさせていただいた際に、その会社でメスを使わずにテーピングをしていることに気づき、帰社後に弊社でも参考にさせてもらったのだそうです。

その結果、突起がメスの役割を果たし、作業がほぼ倍の速さでできるようになりました!

このように、どうすれば作業の効率化を図ることができるか試行錯誤しながら働くことは、「ものづくり」の楽しさのひとつだと思います!